Satoshi Hirose/Eight

冒険を描き、体験を刻む。

完全未経験からプロへ!独学と職業訓練で目指すWEBデザイナーの道

本記事の読了時間: 3分

f:id:satoBLOG:20190802100256j:plain

この記事が役立つ人

  • WEBデザイナーになりたい「中途採用」の未経験者: キャリアを始めるために必要なステップや学習方法が知りたい方。
  • 独学でWEBデザインを学びたい方: 効果的な独学の方法やリソースを探している方。
  • 職業訓練校を検討している方: WEBデザインを職業訓練校で学ぶメリットを知りたい方。

目次

WEBデザイナーになりたいと思っている方にとって、「未経験で本当にできるのか?」という不安はつきものです。私もまったくの素人から始めましたが、職業訓練校での学習と独学を組み合わせることで、WEBデザイナーとしてのキャリアを築くことができました。この記事では、未経験者が実際にどのようにしてWEBデザイナーになれるのか、私の体験談を基に詳しく解説します。

全くの素人からWEBデザイナーになれるのか

... 結論から言うと、なれます

とはいえ、未経験からWEBデザイナーになる方法については、多くのブログや質問サイトで取り上げられていますが、私が読んだ多くの情報は実体験に基づいていない内容ばかりでした。だからこそ、私自身の体験をもとにして、この「なれるのか?」という問いに対して、実感を伴った答えをお届けしたいと思います。結論として、素人からでもWEBデザイナーになれますが、その道のりは決して平坦ではありません。

コードエディタ

WEBデザイナーとしての第一歩

そもそもWEBデザイナーとは何か?という問いは、実際にWEBデザイナーとして働いている私にも明確に答えられるものではありません。
私が勤務しているのは東京都内のIT企業で、WEBサイトの制作を主な業務としていますが、「WEBデザイナー」と一口に言っても、仕事内容は様々です。顧客との打ち合わせから構成作成、撮影、動画編集、デザイン、ライティング、コーディング、システム実装、運用管理まで、幅広い業務に携わるのが現状です。
私自身も、最初はコーディング業務を中心に行い、その後デザインにシフトしましたが、この経験が結果的にスキルの幅を広げてくれました。

私がWEBデザイナーになるまでの道のり

私がWEBデザイナーになるまでの道のりは簡単ではありませんでした。
もともとPhotoshopが少し触れる程度の知識しかなく、パソコンの基礎もほとんどわからない状態からのスタートでした。それでも、職業訓練校に通い、基礎を学んだことで一歩ずつ成長していくことができました。特に、Photoshop、Illustrator、Dreamweaverの基本操作を学びつつ、HTMLやCSS、JavaScriptの基礎をしっかり習得できたことが大きな転機となりました。

しかし、6ヶ月間の訓練校では、現場で即戦力として働けるほどのスキルは身に付きませんでした。私はその後も、独学で多くの時間を費やし、実際のWEBサイトを作成しながらスキルを磨いていきました。例えば、オンライン学習プラットフォームを活用して、さらに深い知識を身に付けることができました。独学での学びは、職業訓練校の内容を補完する重要なステップでした。

職業訓練校と独学の組み合わせが成功の鍵

職業訓練校では、基礎的な知識を短期間で習得することができますが、実務に即したスキルを得るには独学が不可欠です。例えば、私は訓練校でHTMLやCSSの基礎を学びましたが、実際の現場で求められるスキルにはまだ足りないと感じました。そのため、独学でさらに学び続け、ポートフォリオを充実させることで自信を持てるようになりました。

独学では、YouTubeのチュートリアルやオンラインコースを活用し、実際に手を動かして学ぶことを重視しました。特に、具体的なプロジェクトに取り組むことで、実践的なスキルを身に付けることができました。

ド底辺でも採用されるには

未経験者がWEBデザイナーとして採用されるには、ポートフォリオの充実が鍵となります。私が就職活動をしていた際、50社以上に応募しましたが、最初はほとんどの会社に不採用とされました。それでも諦めずにポートフォリオを磨き、面接を繰り返す中で、ようやく現在の職場でバイトからスタートすることができました。そこから1年かけて、ついに正社員としてのポジションを得ることができました。

その過程で学んだのは、企業は即戦力を求めているため、訓練校の知識だけでは不十分だということです。独学でスキルを磨き、現場での実務経験を積みながら自分の価値を高めていくことが、未経験者でもWEBデザイナーとしての道を切り開く方法です。

これからWEBデザイナーを目指す人へ

以下に、未経験でも採用される為に重要であろう事項を個人的見解でまとめてみました。

  • 素人ならとりあえず専門の学校に行きましょう。独学の人はイケてるポートフォリオでもない限り、学校行っていないと採用率はかなり低いです。その他にも学校に行くメリットはありますがそこは省略します。
  • 卒業後も勉強して研鑽を積み続けておきましょう。
  • 正社員雇用ではなく、アルバイトから採用してもらうのも手段の一つです。元々戦力にならないのは目に見えているので、最初は仕方が無い事だと思う。
  • Officeソフトも使用できる方は多少ポジティブな印象を持たれる可能性が高いです。使えたら使えたで、ずっと役立ちます。
  • ブラインドタッチはできなくてもOK。就職後、作業遅くて自分が困るけど面接ではバレないので採用されたもん勝ち。
  • ポートフォリオは数が多ければ多いだけポジティブに働いて有利になる可能性がある。それだけやる気が感じられるが、アーティスティックなゴミを量産しても意味が無いので気を付けてください。
  • WEBサイトのポートフォリオは、個性的ではなく万人に好まれるタイプの物がポジティブな印象を受けやすい。
  • ポートフォリオは1px単位でなるべくキッチリ拘って制作しましょう(細かな確認能力や性格を見られます)
  • 「自分は人当たり良いし元気と気合でイケる!」という甘い考えは捨て去りましょう。
  • 条件に「Macが使える方」と記載されている会社はやめた方が良いです。平均的な知能指数の方であれば、WindowsdeでもMacでも使えば直ぐに覚えられます。私は両方使用しますが、アプリケーションの操作自体は大して変わりはありません。新人に操作覚えるくらいのコスト取れない企業は避けるのが無難です。
  • 「未経験者歓迎」に騙されるない事。あれは沢山応募して欲しいだけの只の謳い文句で幻想です。しかし全ての企業がそうではなく、本当に一から育てる気概と体力のある企業も存在はします。

以上。

未経験からWEBデザイナーを目指す人には、多くの障害がありますが、正しい道を歩めば必ず道は開けます。職業訓練校での基礎学習と独学でのスキルアップを組み合わせることで、あなたもWEBデザイナーとしてのキャリアを築くことができます。私自身の経験が少しでも役立てば嬉しいです。