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西新宿「釣宿酒場マヅメ 西新宿店」|東京都の飯ログ

記事の概要

東京西新宿の海鮮居酒屋「釣宿酒場マヅメ 西新宿店」をランチ訪問。駅からのアクセス、店内の空気感、料理を中心に、鯛めし食べ放題やお得情報、夜の居酒屋利用・宴会時の使い勝手までを紹介。西新宿で海鮮ランチや居酒屋を探す人の判断材料となる実用情報を詳しく掲載。

目次

 

アジフライを求めて西新宿へ

ある日のランチタイム、私は猛烈にアジフライが食べたい衝動に駆られていた。

アジの開きでもフライでもなく、“揚げたてサクフワ”のアジフライだ!
思い立ったが吉日、西新宿へ一直線。なぜ新宿にいたかって?それはもう、アジフライのためとしか言いようがない。釣られる魚ならぬ釣られる私である。向かったのは、丸ノ内線西新宿駅直結の新宿アイランドアトリウム2階にある、

「釣宿酒場 マヅメ 西新宿店」

店名からして只者ではない雰囲気がプンプンする。“釣宿”とはつまり釣り人の宿?
コンセプトはズバリ「釣宿」で、”都会にいながら美味い釣魚が食べられる店”とのことが書てあった。胸を高鳴らせてくれる。
館内2階ゆえに路面感が薄く初見はやや入りづらいが、エスカレーターを上がれば賑わいの音と提灯が導いてくれる。

「釣宿酒場マヅメ 西新宿店」店前
「釣宿酒場マヅメ 西新宿店」店前
「釣宿酒場マヅメ 西新宿店」店前

お店の前に到着すると、ランチ開店直後だというのに既に店内はほぼ満席に近い状態になっていた。待つこと数分、店員さんに誘導され店内へ。

店に一歩足を踏み入れると、木目調のインテリアに囲まれた活気ある和風空間が広がっている。壁には魚のイラストや提灯が飾られ、「今日は何が釣れたの?」なんて思わず聞きたくなる雰囲気だ。オフィス街の真ん中なのに気分は漁師小屋である。

メニュー/卓上調味料

実際このブランドは日替わり“釣り魚”や活魚の神経締めがウリで、釣り魚の持ち込み調理まで受け付けている。すでに心は居酒屋モードになりかけたが、いやいや今日はランチが目的だ。

テーブル調味料はウスターソースと醤油のみ。七味をぶっかけるのが好きな自分としては七味やカラシなどが無かったのはちょっと残念と感じつつも、ランチメニューを見ると、思わず目移りしてしまう内容。

定番の海鮮丼やうどん定食、そして何やら...

定食メニュー
定食メニュー/テーブル調味料
定食メニュー/テーブル調味料

「名物!鯛めし食べ放題」の文字…だと?

詳しく聞くと、ランチセットを頼むと鯛の炊き込みご飯が好きなだけおかわり自由になり、最後は鯛出汁でお茶漬けにして締めるのが流儀らしい。価格帯はラインナップにより1,200~1,500円の記載が並び、これは破格の居酒屋ランチである。
周りを見ると案の定、鯛めし狙いのお客さんが多い。炊きたてホカホカの湯気と鯛の香りにこちらまでそそられる…。

しかし私の今日のお目当てはアジフライである。初志貫徹!
メニューの中から「しらすと大葉の釜玉うどん+アジフライ」(この日は約1,100円/当日メニュー)を注文することに。

お得情報「麺は2玉無料」

なお、麺は2玉まで同額とのことで、もちろん遠慮なく最大量をオーダーした。「大盛り無料」に滅法弱い貧乏性である。待つこと数分。

 

実食!シラス大葉釜玉うどん+アジフライセット

ほどなくして運ばれてきたお盆には、釜玉うどんのどんぶりと揚げたてアジフライ、そして小鉢や薬味がずらり。なかなか凄いボリューム。食べる前からお得感を感じる。

まずは釜玉うどんから一口。
麺は太めでツルツルと喉ごしが良く、コシもしっかり。しらすの塩気×大葉の香りで、シンプルながら優しい味わいだ。卵黄を絡めるとまろやかさが増す。ただ正直に言おう、釜玉うどんはかなりシンプル。味付けも素材任せなところがあり、濃い味好きな私には少々物足りない。このメニューが悪いというより、単純にあまり釜玉が個人的に好きではないのだろう。

…と思っていたら、小鉢にマグロの刺身ととろろが付いているではないか。

店員さん曰く「麺に乗せて山かけ風にもできますよ~」とのこと。なるほど、これは嬉しい工夫!さっそく半分ほど平らげたところで、残りの麺にマグロ&とろろをドッキング。

ズルズルとかき込めば、先ほどまで物足りなく感じていたシンプル釜玉がネバネバ海鮮スタミナうどんに大変身。生姜醤油をちょいと垂らせば風味もアップし、最後まで飽きずにペロリと完食。

うーむ、やるなマヅメ。地味に見えて計算された構成なのかもしれない。
そして本日の主役・アジフライが柴犬色のドレスを纏って堂々と待機している。

目当てのアジフライ

目当てのアジフライ

お皿に乗ったアジフライは見るからに肉厚なフィレ。
箸で割ってみるとザクッと衣の音が心地良い。口に運べば…
おお、香ばしい風味と共に、中のアジ身はふんわりジューシー!青魚特有の臭みは全く無く、新鮮なアジをカラリと揚げたことが伺える。

アジフライを箸で割った状態

当然だが、ウスターソースとも相性抜群。たっぷり付けて頬張れば、白身の旨味とソースが混然一体となって至福のハーモニー。衣は厚過ぎず薄すぎない無い感じ。期待通りいや期待以上の美味しさに、思わず心の中でガッツポーズが出た。アジフライ欲、無事成就!

まとめ/その他目玉情報

鯛めし食べ放題の激安ランチも健在

今回は見送ったが同行した人が注文したため、当店の目玉サービスである「鯛めし食べ放題ランチ」にも触れておきたい。

鯛めし定食

鯛めし定食

メニュー名の通り、ランチセットを注文すれば鯛めしが好きなだけおかわり自由。まず一杯目はそのまま鯛の風味を楽しみ、次はおかずと一緒にかき込む。極めつけは、残ったご飯に熱々の鯛出汁を注いでさらさらっとお茶漬けにしていただく!
なんて贅沢な三段活用。これで1,200~1,500円の価格帯が掲載されているのだから、周囲のサラリーマンに人気なのも頷ける。

夜は「どん安」で飲みすぎ注意!?

ランチだけでも大満足だったが、実はこのお店、夜のサービスもぶっ飛んでいる。特にお酒好きにはたまらないのが、その名も「どん安」ドリンク。

壁にある単品メニュー
壁にある単品メニュー
壁にある単品メニュー

飲めば飲むほど安くなるという夢のような仕組みで、公式の西新宿店ページでは1杯目399円 → 2杯目299円 → 3杯目以降199円の掲示。
※対象ドリンクや価格は店舗・時期・掲示で差が出る場合があるので案内も確認してください。

さらに夜は店内で「じゃんけん大会」が始まったりして大盛り上がりになることもあるとか。刺身1皿390円~の嬉しい価格帯、日替わりの釣り魚、そして“どん安”。通わない理由が見当たらない。次は絶対夜に仲間を誘って訪れ、安くて旨い魚と酒でフィッシングパーティーとしゃれこみたい。

総評

新鮮魚介推しのコスパ抜群居酒屋ランチ。シンプル釜玉もうまいが、やっぱり主役は揚げたてフワふわアジフライ!釣宿酒場マヅメ 西新宿店は、そのユニークなコンセプト通り釣った魚の旨さを存分に楽しめるお店だった。ボリューム満点&高コスパで、お腹も心も大満足。一方で釜玉うどんはマグロ×とろろの“山かけ化”という手があって、最後まで飽きずに楽しめたのは嬉しい誤算だ。「安いのにちゃんと美味い」を体現している、使い勝手の良い一軒だと思う。

ランチ激戦区の新宿にあって、ここまでサービス精神旺盛な海鮮居酒屋は貴重。平日昼のみ営業・駅直結、魚好きも酒好きも、そうでない人も、一度訪れればこの店のファンになること間違いなしの楽しい海鮮酒場ランチだった。ごちそうさまでした!

アクセス/営業時間

営業時間:11:30-14:30/17:00-23:00
決済方法:カード可/電子マネー可/QRコード決済可
その他:予約可
関連リンク:食べログ|釣宿酒場マヅメ 西新宿店

 


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